中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

中国は敵なのか味方なのか?

 日本の国民の多くの方はどう考えているのだろう?
中国は敵なのか、味方なのか。
年齢によっても考え方が異なるかもしれない。
なにしろ、昭和20年前は、中国人を人間と思うな・・という
思想教育を受けていたのだから。
だが、旧制中学での教育を受けた人たちは「漢文」に親しんで
来たのだから中国人を人間と思うな・・と言われても、納得できなかった
だろうと思う。 なにしろ、日本は中国から多くのことを学んできた歴史を
知っている人たちには、中国人を尊敬こそすれ、野蛮人だとは思えなかった
だろうから。
 戦後の教育を受けた人たちにとってはどうなのだろうか?そのあたりの
ことが私にはよくわからない。
 田中角栄首相が中国との国交を結んでアメリカに嫌われ、ロッキード事件
を表に出して葬られた。
 わたしなどは、年齢的に何もかも知っているつもりの年代なのだ。
 中国の国民党(蒋介石)と共産党毛沢東)が戦っていた時も、その一部始終を
感じながら生きてきたのだった。蒋介石毛沢東も人物として優れた人なので、
どちらが好きということもない。
中国は何度も大きな転換を歴史に持つ国である。中華思想というものが中国には
ある。中国が世界の中心なのだと彼らは信じている。
 いま、中国ほど強い国は他にはないように思う。アメリカと言えども中国と戦うと
勝てないだろう。中国は今後ますます強大になる。 異変があるとすれば・・内変
しか考えられない。その内変が起こらないように、習近平首相の締め付けが厳しく
なっている。 まさに世界一の独裁者でもある。
 北朝鮮など中国がその気になればいつでも潰せるだろうが、今は北朝鮮が暴れて
いるほうが都合が良いのだろう。 本当に恐ろしい国、敵にはしたくない国は中国だ。