在宅酸素という言葉があります。(参考になればと書いていますが)
肺機能に問題がある場合に、症状によって医師から在宅酸素を勧められます。
私も在宅酸素の患者ですが、私の場合は、肺血栓塞栓症(俗にいうエコノミー症候群)
という病気です。この病気を持っている人は全身麻酔はできないのです。
だから、全身麻酔をするような病気になったら、ハイそれまで~よ!ということですね。
多いようです。
タバコが原因だとも言われている病気です。
COPDの方は外出時にも携帯酸素が必要になります。症状が重くなると摂取酸素量
も多くなるようです。
多くの酸素を必要とする患者が多くなったことで、在宅用酸素濃縮器が5リットルまで
というものが主流になってきています。私がこれまで使っていた濃縮器は2リットル
まででしたが、生産中止に伴って5リッターものに変更されました。
そんな折に次のようなニュースもありました。
入院されました。最近は日常生活でも酸素ボンベが手放せなくなっていましたが、4月14日
に東京・国立演芸場の寄席で昼夜2回に亘って公演したのが負担となり、相当な息苦しさ
だったようです。
「担当医にはボンベから流出する酸素は“毎分2〜3リットル”と言われていた」ようですが、
酸素が多い方が良いのでは・・・と、翌日以降の寄席に備えるため、担当医の指示以上の
酸素を体に取り込もうとして、流出量を毎分5リットルにしたらしい。
その結果、肺炎を患ったということなので、在宅酸素療法をやっている患者さんは、勝手な
判断で酸素量を増やしたりしないようにしましょう。 ご家族の方々もご注意くださいね。
因みに私の場合は、就寝時には状態に応じて1~1・25にしています。体に急な負担を
掛けたときだけ1・5~2Lにする場合もあります。