日産自動車は2月23日、カルロス・ゴーン氏がCEOと社長を退任し、
後任として共同最高経営責任者(CEO)の西川広人氏が就任すると
発表した。
4月1日付けで、ゴーン氏は代表権のある会長に専念する。
退任の発表時のコメントは強気の発言だったが、私は昨年に
三菱自動車を引き取ったときに「三菱と心中するつもりか」と
書いたものだが、いまもその懸念が残っている。
また、ゴーンさんの大元のルノーに、燃費疑惑が持ち上がっていて、
ゴーン氏が日産に専任しておれる場合ではないのだとも思われる。
東芝がアメリカの原子力に手を染めたときに「危ない」と思った
ように、日産が「三菱」を抱え込んだ際にも「危ない」という
予感があった。
昔は日産のフアンだっただけに、予感があたらないように願っては
いるが。