日産の内部告発からゴーンさん逮捕となった今回の
企業クーデター。
昨夜の取締り役会で会長の職からも追放し、近いうちに
株主総会を開催して取締役も解任する予定でいる。
ゴーン氏を会長職、取締役から追い出しても彼はルノーの
社長兼CEOでもある。三菱自動車の会長も兼任している。
三菱は近いうちに会長職からゴーン氏を外すことだろうが、
ルノーは逮捕劇の真相と深層をみようとしているかのようだ。
そういう意味で日本とフランスの政府間の問題にまで発展
するだろう。
今夜投票が行われる「大阪万博」への影響だって考えられる。
自動車を巡る国際競争は中国の電気自動車の急速な発展と
自動運転車の開発競争の中で大きく様変わりしてきそうだ。
そういう中で、今回のクーデター劇は日産を苦境に追い込む
ことになるかもしれないし、ゴーン氏と言う重しが外れて快調に
進展するのかもしれない。
今後の自動車業界の再編成に動きつつあるということでもある。
いう時期に、ゴーン氏逮捕と言うのが、日産にどういう結果を
もたらすのか・・・見てみたい。