日産自動車は2日、8月24日に発売した新型ミニバン「セレナ」の
出荷を一時停止していることを明らかにした。
日産によると、アイドリングを止めた状態から再スタートする際に
発電機にかかる負担で、回路の一部が損傷して車が進まなくなる
恐れがあるらしい。
このセレナは、高速道路での自動運転が可能だという触れ込みで
売り出された車なのだ。
日産は、三菱自動車を傘下に収めたことから、私は危惧を抱いている。
傘下に収めることを発表した日に「三菱と一緒に崩れるのでは」と
書いた。
日本最初の自動運転車を売り急ぎ、出荷停止にするなど、昔の日産には
なかったように思えてならない。
技術の日産が、問題を抱えた会社を傘下に収めたことが間違いとなって
崩れ去ることの無いように願いたい。