中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

「大型カジノ」実現の準備が始まっている

 日本に「カジノ」が出現する日は近づきつつある。
 カジノを中心とする統合型リゾート(IR)整備推進法(カジノ法)は
 12月15日未明の衆院本会議で自民党日本維新の会などの賛成多数で
 可決、成立している。
 
 何事の場合も同じなのだが、法整備されるときには、「目的」がある
 からである。
 当然と言えば当然だが、どうしてカジノ法案がすんなりととおってしまった
 のか。
 国民投票に問えば否決されてもおかしくないほどの反対があったのに。
 カジノを作ることによって、メリットがあるのはだれなのかが問題だ。
 国民は、楽しむためだけならたまにはカジノへ行っても良いと思って
 いるが、カジノというのは怖い。何が怖いかというと「はまってしまう」
 からだ。
 よほど・・自己規制ができる性格でないかぎり、ハマってしまうだろう。
 外国でのカジノ経験がある私が言うのだから間違いない。
 私の場合は、自己規制ができるタイプなので心配なかったが、妻はカジノ
 大好き人間だった。しかし、私が同意して一緒に車で行かない限りは
 行けないので、ハマることはなかった。
 ただ・・妻は負けることが少なく、私は負けることが多かったのも、
 カジノの好き嫌いに関係あるかもしれない。
  さてさて・・・マニラで、日本資本が巨大カジノを作っている。
 東京ディズニーランドとほぼ同じ面積だというから大きい。
 共同出資者は東京の「ユニバーサルエンターティメント」だ。
 3月にオープン予定だ。
 数年前に、駅伝やマラソンに「ユニバーサルエンターティメント」なる
 会社名が出てきたときに検索して、スロットマシン、パチンコ・・と
 知って驚いたことがある。
 この会社が、すでに着々と「カジノ」の世界進出をやっている。
 法整備も終わった日本にいち早く巨大カジノを作るのは、たぶんこの会社
 ではないかと思う。
 大阪になるか、横浜、東京なのか・・いずれにしても、その日は近づき
 つつある。 
 政治家たちが、恩恵にあずかるのだろうか?