中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

カジノで感じた「わがまま度」・人種によって大きく違うようだ

 豪州パースに14年間住んでいたのでカジノもおなじみの

場所だった。シドニーオリンピックが開催された年に

シドニーなど各地域にもカジノができたが、それまでは

パースのカジノが南半球で最大だった。

 私は本来あまりかけ事が好きではないが、パースのカジノ

には品があって、ごちゃごちゃしていないのがよかった。

当時の週刊朝日の「世界のカジノ」という特集にもパースの

カジノは広大なのに品があって素晴らしいと書かれていた。

 さて、大きなカジノだから様々なゲームがある。しかし、

私たちは「ブラックジャック」を楽しむことにしていた。

あまり負けないからだ。 テーブルには7人座れる。

そのメンバーの雰囲気を観察してから参加することにしていた。

テーブルに座らないでも、後ろからでもゲームには参加できるが、

次のカードを取るか取らないかを選ぶ権利は座っている人にある。

 ブラックジャックはある約束事を守れば比較的に勝つ機会も増える

守らないと負けることが多くなる。その約束事というものをしっかり

守るのが中国人だった。ご存じのように中国人というのは賭け事が

大好きなのだ。パースのカジノの場合もお客の3分の1は中国人だった

ようにおもえた。日本人10人にたいして、中国人千人というほどの差だ。

ブラックジャックに慣れた中国人の座っているテーブルに入ると勝つ

機会が多くなるが、ひとり白人系の人が入ると、そのテーブルは、

がたがたになってしまう。当然のことながら中国人たちは黙っていない。

どうしてだよ!!と文句を言ううが・・彼は「エニーウエイ」といって

気にもしないで、約束事を守ろうとしない。ブラックジャックを知らない

のかもしれないし、知っていても、気ままを通したいのだろう。

 一度でもブラックジャックをやった人なら、この記事を読んで、

わかる、わかる・・・と思うでしょうが、コロナ禍の中の世界を

見ていて、それぞれの国の人たちの「わがまま度」が気になった

という次第だ。エニーウエイを乱発する人たちが多い国は感染拡大

も多くなるのではというのは短絡的な言い方かもしれないが。