ネット上で、医療情報はあふれている。
いまの時代では、多くの人がネット検索で医療情報を
得ようとするだろうとおもう。
医療者が書いたものもあれば、患者が書いたものもあり、
医療者でもなく患者でもない人が書いている場合もある。
医療者が書いたものだから１００％信頼できるかというと、
そうでもない。
たくさんの患者と関わっている本物系の医者は、ネットに
書く暇もないだろう。
ネットに書いたり、本を出版しているような医者は、私は
基本的に信用しない。もちろん、素晴らしいものもあるから
一概に言っているのではないけれど…。
患者の書いたものでは、納得のできるものもあるが、視野の
狭さに問題を感じる。書き手の患者が、医療に詳しくないのに、
自分の経験だけで書いている場合がそれである。
医師でもなく患者でもない人って・・どんな人だろう。
玄米だとか、何かの食品関係の人が、あたかも医療情報の
ような書き方をしているケースが多いし、なにも知らないのに
「がん」についてまで書いているのだから、恐ろしい。
問題は、検索して読んでいる人たちが、そういうことを斟酌して
読んでいるかどうかということだ。
