中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

安倍・トランプ会談の私的総括

日米首脳会談が終わり、共同声明が出された。
それを受けて、私なりの総括を書いてみたい。
安倍さんとしては、ほっと胸をなでおろせる会談にすべく、トランプの
ご機嫌取りに終始したようだ、結果としては、表面的には、これまでの
日米関係と何ら変わりはない・・・ように取り繕った感じが否めない。
短く総括してありますので読んでください。

今回の首脳会談は、トランプ大統領7カ国市民などに対する入国禁止令に、米国内外から厳しい批判が集中しているさなかに行われた。だから私はトランプ氏がある意味において孤立しているのではと書いてきた。
それだけに安倍首相がこの問題に踏み込めるかどうか、関心を持ってみていた。しかし、首相は、この重大な国際的人権・人道問題に対して「コメントを控える」と述べ、黙認の態度をとり続けにとどまった。
首相は共同記者会見で「日本は大統領の成長戦略に貢献しアメリカに新しい雇用を生がみ出すことができる」と述べ、米国内の経済政策に日本が全面的に協力、貢献することを、一方的に表明しての、ご機嫌取り外交となった
日米安保関連に関しては尖閣列島が日本の施政下にあるという意味でも、従来通りの判断も含め、これまでの日米関係持続という姿勢を示した結果となった。尖閣列島が日本の施政下にあるという意味でも、従来通りの判断のようだ。
トランプ氏は、日米の通商関係は「自由で公平、互恵的」なものであるべきだと付け加えた。