最終回(12月18日放送)は副題がなく、無題とすることが決まった
そうな。
副題は、視聴者がそれぞれにつけてほしいともいわれているそうだ。
わたしなら最終回の副題を「宿命」としたい。
徳川と真田家とは宿命的な戦いだった。私は、若いころに読んだ本の
影響だろうか、真田家が好きで20代の頃からなんども長野県に足を
運んだものだ。
真田家と家康とは宿命的な戦いと言っても良いのではないか。
また、茶々も、彼女の両親が城で討ち死にしたという宿命を
もっている。
このドラマは、それらの宿命が作り出したものだと思う。
ところで「真田丸」は、なかなか面白かった。
三谷幸喜さんの作品や脚本は、時々ついて行けないこともあるが、
史実に忠実ではないけれど、役者たちのセリフの中にその時代の
登場者たちの内面を語らせていて、新鮮だった。
最後の5回ほどが、そういう面では物足りなかったが、まあいいだろう。
いたように思う。