中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

寅さんの「啖呵売」(たんかばい)

 フーテンの寅さんの商売は関東ではテキヤと呼ばれるそうだ。
 関西でもテキヤと呼ぶこともあるが、普段は香具師(やし)と
 言っていた。
 彼らの見事なまでの口上につられて、つい買ってしまったと
 いう人が多かったという話を先日書いた。
 あの口上のことを「啖呵売」というらしい。
 最近寅さん関連の番組が増えている。
 柄本祐さんが寅さんのものまねをしている番組をみて、口上が
 気になっていたので探してみた。
 面白い。
 この口上を立て板に水を流すように、さらさらと言えたら、あなたも
 啖呵売ができるかもね。

  四角四面は豆腐屋の娘、色は白いが水臭いときた。
  どうだ、おい、よーし、まけちゃおう¬。 まかったつむじが3つ、
  七つ長野の善光寺、八つ谷中の奥寺で、竹の柱に萱の屋根、
  手鍋ひっ下げてもわしゃいとやせぬ。 信州信濃の新そばよりも、
  あたしゃあなたのそばがよい。 あなた百までわしゃ九十九まで、
  ともにシラミのたかるまで、ときやがった。
  どうだ畜生¬! さあこれで買い手がなかったら、
  あたしゃ稼業3年の患いと思って諦めます。
  結構毛だらけ猫灰だらけ」「お尻の周りは糞だらけ
  四谷赤坂麹町、チャラチャラ流れるお茶の水、粋な姉ちゃん立ち小便