前立腺がんについて関心のある方は、すでにどのような
病気なのかをご存じだろうと思うので、このブログでは大いに
省略したい。 ネット検索をすれば、病気について、治療についての
情報をたやすく得られるからである。
だったら、このブログでは何を書くかが問題でもある。
間違った情報を流したくないから、断片的にではあるが、事実を
踏まえて書くことにしよう。
最近2週間で、極端な前立腺がん患者にであった。
一人目は、がんが見つかって9年目の人である。
私のグループに入っていた人であるが、もういいだろと思って退会
した方でもあった。切羽詰ってもう一度お世話になりたいということ
だった。個人情報なので詳しいことは書かない。
彼の場合の問題は、リューブリン注射とカソデックス錠を併用して
9年が経ち、PSAが上がってきたということで、医師からカソデックスは
がんのえさになるのでやめましょうと言われたらしい。
そして、カソデックス錠をザイテイガ錠に変え、ブレドニン錠も追加処方
されている。 ザイテイガの場合はブレドニンを加えることに決まっている
からでもある。
それでもPSAが上がり続けているらしいが医師は放射線の注射をすれば
治るから心配しなくても良い・・と言うような話をしたらしい。
PSAは5,7だという。
私は話を聞いていて、何かがおかしい…と思った。
(次回に続く)