私の受けた印象では、自己中心に考える人たちが離脱に賛成
したと思っている。英国にとっての100年の計を考えて出した結論
ではないように思っている。
国を二分する割れ方の結果として導き出した答えが「離脱」だった。
その答えが正しかったかどうかは、今の時点では分からない。
歴史の分岐点としていつまでも語り継がれる国民投票ではあった。
何十年後かに、一応の答えが出て、百年も経てば今回の答えが
正解だったか不正解だったかの答えが出るだろう。それでも、歴史は
何か別の結論を導き出すかもしれない。
第1次世界大戦にしても、第2次世界大戦にしてもイギリスは歴史上に
大きな役割を果たした。
戦争を終わらせたのはアメリカだと思っている人がほとんどだろうが、
それは間違いだ。
あの戦争を終わらせる役割を果たしたのは英国のチャーチル首相である。
日露戦争で日本に力を貸したのも英国だった。
もっと突っ込んでいうと英国や英国に関係のある人物が、歴史上に現れる。
長くなるので、項を改めよう。英国のマスコミというタイトルで、次に書く。