中原武志のブログ

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米大統領選(14)末恐ろしくなってきた

 2月中旬あたりに、米大統領選(3)の共和党からの候補者の一として
 トランプ氏のことを書いている。
 その頃から「日本はもっと多く米軍駐留の費用を負担すべきだと」発言して
 いたが、昨日は駐留米軍経費について、「同盟国はすべて全額支払うべきだ」と
 述べた。
 さらに、負担増が拒否された場合は、「米国は取引を解消する覚悟をしなければ
 ならない」と防衛協力の解消や駐留米軍の撤退も示唆した。
 日本と韓国の核保有を容認する可能性については「覚悟はできている。
 もし同盟国がきちんと対処し、我々に敬意を払わなければ、彼らは自力で
 防衛しなければならない」と語った。
 トランプ氏の日本などへの発言はますます過激になってきている。
 安倍政権はトランプ氏のこのような発言を利用して、憲法改正へ向かうかもしれ
 ない。
 駐留米軍の軍事費のアメリカが負担している費用は55億ドルとなっている。
 55億ドルといえば、約6,000億円近い金額だ。
 しかし、アメリカの軍事費の総額は総額は5,830億ドルなので、全軍事費に
 占める在日米軍の年間費用の55億ドルは軍事費全体の0.94%なのだ。
 この数字が多いのか少ないのか・・。
 中国は本当に脅威なのか? 脅威なのはロシアなのか?アメリカは同盟国
 だと信じてよいのか?
 歴史的に考えると、アメリカとロシアの方が怖いのだが・・今の中国政権の
 方向も見えてこない。日本の核武装論議も起こってきそうな傾向にあるのが
 末恐ろしい。
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