中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

世界を震撼させる二つのもの

 今、世界を震撼させているものが二つある。
 ある意味では、シリア問題やイスラム国問題より大きいかも
 しれない。
 一つは、アメリカ大統領予備選挙で、快進撃を続共和党
 トランプ氏だ。このままの勢いで指名獲得まで行きそうそうだ。
 もちろん、いよいよ大統領選挙になると民主党クリントン氏に
 負けるかもしれないが、彼のこの勢いは、大統領選挙後にも
 アメリカの政権に影響を与え続けることは間違いない。
 何よりも大きな問題は、トランプ氏を支持しているのが、ほとんどが
 白人だということである。
 これからのアメリカは変わると考えておいて間違いないだろう。
 それは、決して日本にとって良いことではなく、悪い方になるだろう。
 もう一つは、いわゆる「パナマ文書」に記載されていたタックスヘイブン
 租税回避地の法人の実名や関連する個人名が、来月10日に公表される
 ことになったということである。
 ICIJ=国際調査報道ジャーナリスト連合は、日本時間の来月10日午前3時
 「パナマ文書」の調査対象となっている20万社以上の情報をデータベース化し、
 公開するということです。
  香港やアメリカ・ラスベガスなど、21の租税回避地に設立された法人、
 ファンドの実名や個人名が公表される見込みで、日本企業も多数含まれる
 らしい。
 世界の富の半分が、わずか1%の人たちに集まっているという中で、富を
 持っている連中が、税金逃れを半ば公然とやっていることに、もっと怒ろうぜ。