中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

慰安婦問題(3)

 これまでに書いてきたように、売春というの多くの国で昔か存在する。
 当然のことながら朝鮮半島にも公娼制度があった。
 戦後にもずっと続いていて、日本の男性が韓国通いをしていた。
 いつしか韓国から台湾、フイリピン、タイなどへと日本の男性が「買い物」
 に行っていたものだ。そういうことがあったのはもちろん戦後のことなのだが、
 僅か100年ちょっと前までは、日本の女性が東南アジアなどに売られて
 いたことも知ってほしい。
 「サンダカ八番娼館」などを是非とも読んでほしい。この作品は同じタイトルで
 映画化されているので映画で観てもよいのだが、ノンフイクッション作品が
 素晴らしい。
 豪州・パースにも彼女たちの墓があったことにショックを覚えたことがある。
 私は公娼制度があった時からそういう行為をしていないが、青線になってからも
 外国へも、買春目当てに行ったことは一度もないから、こういうことを書けるの
 だが、私の聞き知っている限り、男性の半分以上は「買春」をしているのではないか
 と思っている。今では、女性の方からそのような場所に身を置く人が多いらしいから
 時代は変わったというべきか。
  では、なぜ慰安婦問題と言うのが存在するのか・・・である。
 女衒(ぜげん)が女性を集め、娼館経営者がそういうことをやっていただけなら
 問題とはならない。
 軍隊と言うものは、多くの男性が移動する。男性の性的な欲望と言うものは、欲望に
 苦しんだものでないと分り辛いだろうが、欲望をこらえるということはかなり厳しい。
 欲望をこらえさせていては「戦意」が衰えるから、兵隊たちには休暇の折に欲望
 処理をしてくるようにと上官は言うらしい。どこの国でも、今でもである。