落語が好きで、TVで放送されるものはほとんど録画して観ている。
でも、やはり寄席の雰囲気が好きなので聴きに行きたいのだが、
これが大変。
近場の神戸・元町の風月堂の地下にある寄席の場合、毎月10日
に落語会がある。前売りチケットを手に入れることは容易いのだが、
当日になると6時から始まる寄席なのに、4時前から多くの人が並んでいる。
名の知れた落語家が来るときには3時ぐらいから並んでいるらしい。
もちろん「良い席」を確保したいからである。
高齢になると、何時間も待てないし、30分でも並んでいるのは辛い。
若いころは、道頓堀にあった角座によく通った。今の角座とは格違いで
隣の中座と並んで立派なものだった。
今の桂 文枝師匠が三枝さんとして出始めたころ、酔っぱらいの客にからまれて
落語の途中で舞台を降りてしまったことがあったが、あれから50年近くも経つ。