中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

高齢者運転の是非と自動運転車の是非(3)

 今度は「自動運転車」は安全かどうかを考えてみよう。
 (1)にも書いたように大学の研究車であったとしても公道で
 事故を起こしている。
 実は、そんなことはどうでもよくて、もっと基本的な問題がある。
 例えばだが、自動運転の車に乗って、新聞を読んだり、スマホ
 やっていても安全なのだろうか。
 もし、やってはいけないと言われても、自動運転なのだから・・と
 安心して、スマホを楽しむ人がいるのではないだろうか。
 市街地で自動運転なんて可能なのだろうか。
 自動運転の場合は、車線をくっきり明確にさせないとだめらしい。
 不意の事態のためにはカメラが360度認識できなくてはならない。
 とてもじゃないが、自動車会社が宣伝するほどの安全性を持たせる
 には、飛躍的な技術が求められるが、それが実現するまでには、
 あと20年以上いるだろうと、専門家が言っている。
 でも、安倍首相は国際会議の席上で「2020年の東京オリンピック
 時には、自動運転の車が東京を走っているだろう」と、啖呵をきった
 そうだ。 福島の原発事故の放射線はちゃんと管理されていると
 啖呵を切った時と同じレベルだと思えば良いのだろうが、一国の
 首相としては無責任すぎる。