中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

1億総活躍社会と言う言葉のまやかし

 1億総活躍社会
 安倍総理は、新しく強い経済、子育て支援社会保障の新三本の
 矢へ移行すると宣言している。
 この言葉を聞いてぞっとした。
 戦争中の「1億玉砕」とか「一億火の玉」を思い出したからだ。
 戦後は「一億総懺悔」だった。政府が唱えるこのような言葉には
 恐ろしい過去が蘇ってくる。
 ◆ 1億総活躍国民会議の民間議員になった菊池桃子さんが
 会議の席上で異義と提案をしたらしい。 (概略)
 「1億総活躍のその定義につきましては、なかなかご理解いただいて
 いない部分があると思います。私からは、1つの言い方として『ソーシャル・
 インクルージョン』という言葉を使うのはどうでしょうかと申し上げました。
 ご存じのとおり、ソーシャル・インクルージョンというのは、社会の中から
 排除する者をつくらない、全ての人々に活躍の機会があるという
 言葉でございまして、反対の言葉は、対義語は「ソーシャル・エクス
 クルージョン」になります」
 ◆  言葉遊びなら、菊池桃子さんの提案の方が良いと思う。
 すべての人を包括して幸せになろうというのなら、良く理解できる。
 でも、安倍総理のいう1億総活躍社会構想は、誤魔化しのように思えて
 私は信用していない。
 ◆ この構想には子育て支援」も含まれたものなので、教育問題の
   ところで書きたいと思う。