これまで数回、J:COMさん問題を取り上げてきました。
今日、担当者MA君の上司であるMさんが来宅しました。
「あなたの部下からどのような報告が上がっていて、
どのように対応するつもりでこられたの?」と聞きました。
彼は、解約されることを前提に参りました。という。そんなことは
ひとことも言ったこともない。部下から上司にきちんとした報告が
伝わっていないことが明らかだ。
先日、メールアドレス、電話番号変更のために名刺を新たに
注文しておいたので印刷所に取りに行った際、「ジェイコム
さんに代えられたのですね。頼りなくはないですか?
うちも代えたのですが頼りなくて・・・サービス部門はいいのだが
営業部門が良くない・・という。私が感じていることと同じなんです。
上司のMさんに、この話をしました。
サポートセンターの評判がいいのに、どうして営業の評判が
悪いのだろうか?と、彼と話し合うことになりました。
私は、社員として、営業マンとして、社会人としての基本を説きました。
結論から書きましょう。
今日、わが家に来たチームリーダーのMさんは、なかなか見込みの
ある若者でした。将来はJ:COMのなかで活躍することになるだろうと
私は予測しています。
私は、彼に苦情のようなことはなにも言いませんでした。言ってみても
仕方ないし、何の解決にもなりませんから。
担当者であるMA君も上司であるMさんも成長してほしいと願っている
だけなので、話の中でJ:COMの社内教育の実態を感じ取りたかった。
Mさんは、礼儀も、聴く耳もあった。
「すみません」「申し訳ありません」をみんなが連発するのは、社内教育と
かマニュアルで「まず謝りなさい」ということになっているからなの?と
問うと、そうではないという。
今日のようにして、これまで何人の若者を育てたことだろう。
昔、スーツケースを持ってネクタイを売りに来た若者に、そんなことは
止めなさいと説いたこともあった。彼は3年後にあいさつに来てくれた。
人生の先輩として、おせっかいでも若者を鍛えることで社会が変わる
と思っている。
Mさんは、私の目に狂いがなければ、将来は大物に育つことだろう。
結果的には、私にとって何のメリットのないJ:COMへの乗り換えだったが、
Mさんと、担当のMA君の二人が大きく成長してくれれば、それで嬉しい。