だと思っていただければよい。
数ある腫瘍マーカーの中でその数値に最も信頼度が高いのがPSAだ。
昨年11月に肺塞栓症になり、その原因として最も疑わしいのが、ホルモン
療法であった。ちょうどPSAが減ってきていたというタイミングでもあったので、
12月から間欠療法(4度目)に入っていた。
今月15日の血液検査の結果が今日判明したが、前回の検査日から5か月半
でPSAが1・15上昇していた。このまま推移すると、9月か10月ごろには再開
しなければならないだろうと考えている。
ホルモン療法を再開すれば血栓が増える危険性があるが、骨転移による疼痛を
招くよりは、呼吸困難で息絶えることの方を選ぼうという考えである。
前にも書いたが、治療の選択と死の選択は、微妙であり、思うようにいくかどうか
神のみぞ知ることかもしれない。