中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

国際報道はプロパガンダ

 世界のことを知る手立てはあまりない。
 新聞やテレビで報道されるのは、誰かにとって都合の良いもの
 ばかりで、正しい内容でない場合が多い。
 第1次世界大戦当時から、自国に都合の良いように脚色され、相手国を
 貶めるためのプロパガンダが盛んになった。
 だが当時や第2次世界大戦のころと違って、いまやITの時代だから、
 そう簡単に騙されないはずだと思うのだが、どっこいそうではなさそうだ。
 ITの時代になっても、それらが上手に操作され、都合の良いように編集され
 たものが世界中に流される。
 イスラム国問題などは、本当のことなどは多分100分の1も知らされていない
 のではないかと思う。それがマスコミの世界でもあるのだ。
 自分で現地に行って確かめようとした後藤さんは殺された。
 いま日本で報道されているイスラム国云々と言う報道は誰が書いて誰が
 流しているのだろうか。
 断片的に流される情報をつなぎ合わせて、現状を把握できる人は少ない。
 世界100カ国からイスラム国へ戦闘員として2万5千人が入っているとか、
 イスラム国がシリアに向けて攻撃を仕掛けているとか・・・でも、本当は
 分らない。アラブ世界からも空爆などの攻撃を受けている中で、どうして
 「国土」を広げられるのか。
 とにかく言えることは、何千年間の歴史上の中に今もある、続いていると
 いうことだろうか。近代化とか民主主義とかいう考え方の中では答えが
 でないと思う。