中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

「がんよろず相談承ります」最終回は次週

 甲南病院・病理診断科部長・がん相談外来担当の村尾眞一先生
神戸新聞の火曜日夕刊に連載してきた「がんよろず相談承ります」は
来週火曜日の夕刊で最終回(93回)を迎えることになった。
 この連載が始まる前に、神戸新聞社の石崎記者から「日本がん楽会
美術展」に出展している作品の中から、きれいに写真に残されているもの
から作品を選んで、挿絵的に使わせてもらえないだろうかという問い合わせが
あった。
 もちろん「どうぞ」と言ったが、あとでこのように写真を使う場合のことなど想定
せずに、単に美術展の記録として写真を撮っていたので、写真をよく見ると、
照明の灯りが写り込んでいたり、撮影者の姿が反射して写っていたりという
ものが多くて、せっかくのすぐれた作品も使えないものが多い。
 データーをすべて石崎さんにお渡しして、使えるものがあれば連絡してください、
と、お任せした。
 石崎さんが選んだものを、一人一人作者に連絡をして、新聞掲載の許可を
取らなければならないという手間がかかったが、だれもが快諾してくださった。
 今週末の土曜から日曜まで、第7回日本がん楽会美術展が県民アートギャラリー
で開催される。今回も145点の素晴らしい作品が展示される。今年も大きな感動
を起こしてくれるだろうと思っている。
 石崎さんにお願いして、これまでに掲載された記事の縮小版をまとめて額装
にしていただいた。
 夜中の11時前に、石崎さんからその作品がわが家に届けられた。
 この作品も、日本がん楽会のひとつの歴史となるであろう。
 村尾眞一先生の最終回(3月31日掲載予定)の原稿を読ませていただいた。
甲南病院が、私が生まれた1934年に誕生したことを知ってなぜか嬉しかった。
村尾先生は、5月13日(水)の「5月がんサロン」(於・神戸国際会館15F・
兵庫倶楽部・午後2時~)にご参加くださって、お話をしてくださることになっている。
 この連載が、近いうちに出版されることを願っている。