孫娘が訪ねてきた。11月の退院日以来のことだ。
孫は多いが、わが家まで足を運んでくれる孫は多くはない。
なぜならば、私はこれまで一切小遣いを与えないからでもある。
ケチなのではなく、安易にお金を与えることはよくないと固く信じて
いるからでもある。
お金を与えると碌なことはない。簡単に手を差し出すつまらん
人間になってしまうのが目に見えているからでもある。
世のおじいちゃん、おばあちゃんは、そのことをすっかり忘れて、
自分のところに来てほしいばかりにお金を与えてしまう。
金に釣られて寄ってくるような孫は要らないと、私は考えている。
今日来た孫娘は、短大に行くときに、母親が学費を出してあげようと
言ったのに対して「私を甘えかさないでね。学費ぐらいは自分で稼いで
行きますから」と・・・。しっかりしている。
もうすぐ27歳になるが頼もしい限りだ。
今日は5時間もたっぷり話し合った。
いろんなことを話し合った。世界情報から、身近な話まで・・・
楽しく話し合えた。
彼女には「話を聞く耳」があり「もっと学びたいという姿勢」がある
からだ。