犠牲者の発生などを受けて、公官庁や地方自治体などへの批判が高まり、
今後は早めに避難勧告を出すなどの傾向が強まるのではないかと先日の
ブログに書いた。
こんどの台風18号では今回の台風18号ではなんと、避難勧告の対象者が
全国で200万人を超え、過去最大規模となった。
地方自治体は、事故があってからの批判を恐れて早めに勧告を出すように
なったのだろう。
この傾向は、今後ますます強まるだろうと思う。
だが、避難勧告を出されても、どこに避難するのか、避難先は安全なのか、
避難先に十分な備えができているのか、それらの検証が必要だと思う。
私自身の場合で言うと、我が家は「土砂災害危険地域」に指定されているから
大雨が降れば勧告が出される地域でもある。
だが、避難場所になっている小学校まで、どのようにして移動するのか・・
早足で50メートルんも歩けないのに、1キロ以上もある場所までどうして移動
するのか。それらの対策などは自治体の側にあるはずがない。
ということは、危ないですよ・・早く非難しなさいよ・・・あとは自分で考えて・・
と言っているにすぎず、早く言えば「言い逃れ」「責任逃れ」の姿勢丸出しである。