中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

バブル景気を期待している人に

 巷でこんな声を聴くことがある。
「バブルのころが懐かしい」
「バブル景気を経験していないので、損をしたような気分」
 
 あのバブル景気が良かったなと思える人は、会社人間で、
会社の経費を使って接待に励んでいた人たちだろうと思う。
中にはバブル景気で大儲けした人もいるが、多くの欲張りは
バブル崩壊とともに多額の借金に追われたはずである。
その証拠に、金を管理するはずの大手銀行があのバブル景気で
危機に瀕したという事実があるのだから。
 いままた、景気が上向いているという。本当だろうか???
毎日に新聞の折込が減っていることにお気づきか。
決して景気はよくなってはいないし、零細企業の景気は悪化している。
ニューヨーク株が上がった。明日は日本の株価も少し上がるだろう。
だが、半端な資本で株を買って、株の上げ下げに血眼になるほうが
健康に良くない。
 大きく儲けるのは一部の人たちだけなのである。
大儲けを望まない。うまい話はないものだと、着実に生きる人に
本当の幸せが来る。
 バブルは、しょせん「泡」なのだ。
 今年の夏休みは7500万人が旅に出るらしい。景気が良くなったからだという。
 金の無駄使いは、あとで辛い思いをするかもしれない。
 ほどほどに、身の丈に合った楽しみ方をしてほしい。