中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

新聞社のあくどい商法

 新聞社は、正しい報道を旨としている。だからこそ国民に信を得ている
のではないだろうか。
 各新聞社には、新聞配達所のようなものが各地におかれている。
新聞社直営ではなく、個人経営によって成り立っている。
 仮に、その販売所が自店のテリトリーの中で500部を配達しているとしよう。
ところが本社から送られてくる部数は600部ということも珍しくない。
 1000部の背圧をしている販売所には1200部が本社から送られてくる
というようになっている。
 販売所は、実はいらない新聞を本社から余分に買い取らされる仕組みが、
各新聞社にある。必要以上に送られてきた部数の新聞代金は本社に
支払わなくてはならない。
 余った新聞だから、月極を安くしてでも売りさばこうというところから、
安売りとか、プレゼントを付けるなどの押し売り的行為が起こった。
それらは最近自粛されているが、もとはというと本社のえげつない商法
が原因である。
 新聞販売所を一日よく観察してみるとよい。必ず余った新聞が店先に
山と積まれ、それを集めに来る業者によって持ち去られる。
 その業者に聞くと、その数は恐ろしいものだそうだ。
 紙代ももったいない。それだけ運送費も高くつく。それでも、各紙は
発行紙数を過大に叫びたいのだろう。
 新聞は高齢化が進み、あと10年もすればかなり落ち込む。あと20年もすれば
新聞がなくなる場合だって想定できる。
 新聞社は広告によって成り立っている部分もあるから仕方がないが、
怪しげなサプリメントなどの広告を取り扱っていては、信用を無くしてしまうだろう。