多くの新聞読者は、あまり深く考えないで新聞を購読しているようだ。
案外多いのは巨人ジャイアンツのフアンだから読売新聞を取っている
などというように、購買の動機は単純なものが多い。
月極価格を安くしてくれたというのもあり、おまけが多いというのもある。
新聞の拡大を図るために、プレゼント作戦で大きく購読者を増やしたのは
読売新聞だった。それがきっかけで乱売合戦ともなった。
各新聞に掲載されている記事は、どの新聞でも同じなのだろうか。
外電などを読むと、そっくりそのまま同じというものも少なくない。
外国の配信会社から記事を購入しているからで、いうなれば手抜き記事
でもある。自社の特派員の記事ではなく、外信を買う。
外信というのが曲者で、これを調べると嫌になるというか、腹立たしい
気分にもなる。外信をほとんど牛耳っているのがある財閥系だからである。
外信は、様々なニュースから、配信するかしないかを篩（ふるい）にかけて
から配信する。だから、どこも似たり寄ったりの記事となる。
この影響はテレビ報道も同じなので、その他の報道というようなものは
時たまにしか見られない。週刊誌のある一部の、小さな囲み記事の中に
大きな真実が隠されている場合も少なくない。
この巨大財閥系によって、外信を使って世界中の人たちが操られている
というのが現実である。それでも、新聞に小さな記事の中に真実が載る
こともある。それを探し出せるかどうかは、あなた次第である。
