中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

日本食の無形文化遺産登録を考える

 「和食・日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産
登録される見通しだという。
 同時に韓国の「キムチとその漬け込み文化」も登録される見通しだ。
 無形文化遺産に指定されるということは、今の日本人は和食を
日常的に食していないようにも感じ取れる。
 わが家の場合は、肉を食べても和風だからほぼ100%の日本食
文化の中に生きているように思うが、子供や孫たちの食生活は
日本食とはほど遠いように思う。多くの若者の食生活は日本食
ではないようにも思える
 日本食も、かなり意識的に作り、食べないと、だんだん消えていく
だろう。何が日本食的なのかもわからない世代が増えているし、結婚
しない男女が多くなり、自宅で和食を作って食べることすら少なく
なっている。コンビニで、おでんや巻きずしを買えば日本食を食べた
ことになるのだろうか?日本食ってそんなものではないと思う。
 無形文化財に登録されるのを機会に、今一度日本食を見直して
ほしいものだ。日本食は、幅が広くて奥が深くて美味しいものだから、
ぜひしっかりマスターしていただきたいものだ。
 次回は世界の食文化を支配する「ミシュランと星」について書く予定。