中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

PM2.5は「がん」の原因にもなる

 pm2.5とは、中国などで大きな問題となっている大気汚染のことだ。
粒子がものすごく小さくて目に見えないが、知らないうちに肺や気管などに入り
ぜんそくなどを引き起こしやすい。
pm2.5というのは粒子の大きさのことだと思えばよい。ものを燃やした際に発生する。
 中国の経済急成長路線の中で、大量の石油、石炭が燃やされた。
日本のように規制がなく、設備が悪いので汚染物質を大量に排出している。
 北京などのニュース映像では、濃いスモッグが視界を妨げているのがよくわかる。
 
 国連の世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(IARC)は10月17日、
大気汚染について、中国などで深刻化しているpm2.5に発がん性があることことを
認定した。5段階のリスク評価で最も危険が高い「グループ1」に分類したと発表した。
 「黄砂」を考えればわかるように、中国からは偏西風に乗って様々なものが運ばれてくる。
黄砂は目に見えるからよくわかるが、pm2..5は目に見えないから恐ろしい。
 
 pm2.5の情報はインターネットで調べることができるが、だからと言ってどこまで
防ぐことができるかわからない。
 私は、かなり重いぜんそく患者でもあるので、とても気になるのだが、「目に見えない敵」
に立ち向かうのは難しいものだ。
 幼い子供たちの将来に暗い影が落ちないようにと願うばかりである。
 禁煙は口やかましく叫ばれているが、pm2.57については無関心の親たちも多い。 
 タバコと同じぐらい危険なpm2.5にも気を付けよう。