中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

帰国して7年以上が経ちます。

 神戸暁星学園の卒業生たちへ
 私たちがオーストラリア・パースから帰国したのは2005年9月末でしたから、
 すでに7年と4カ月経ちます。
 今は、六甲山中腹に住んでいます。
 やはり「検索」から探し求めて下さった卒業生たちがいて、再会を楽しんでいます。
 社会の中で活躍している卒業生たちを見ると、何よりもうれしく思います。
 
 昨日、発送した「日本がん楽会」のニューズレターの中に、卒業生からのメール
の一文を転載させてもらいましたが、その部分をここでも転載しておきましょう。
 
 卒業生たちが、このブログを見たら nrh06083@nifty.com に連絡をください。
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中原先生
「ひかりがいっぱい」CDが届きました。送っていただいてありがとう
ございます。
最初から曲を聞かずに、ていねいに詩を3度読みました。それからCD
聞きました。
がん相談電話での声を集約した歌詞になっていると説明に書かれていましたが、
歌詞の内容は、とてもストレートで奥が深く、頭の中で私なりに色々と想像しながら
聞きました。
一人じゃない。光という名の家族や仲間に囲まれ、支えられている。
そして最後に光の中で手をつなごう、支え合っていこうと。とてもいい曲でした。
私にはがん患者の方の気持ちは、想像できても実感することはできないと思います。
この歌詞を何度も読んでいるうちに、いくつもの入試に失敗して苦しんでいた15歳の
あの頃を思い出しました。
学園では「一人じゃないんだって」あの時思えたことを。とても温かいひかりが
いっぱいだったことを思い出しました。
この曲は、がん相談電話の声を集めたものかもしれませんが、先生はずっと昔から
分かっていたのだと思いました。ひかりが集まることの大切さや、手をつなぐことの
大切な、その意味を。
先生が幼少時代から一人で過ごしてきた時間。そして学園を創立した意味。
すべてがこの詩に詰め込まれているように感じました。
そしてカップリング曲である【生まれてきてよかった】も聞きました。
ひかりがいっぱいでは、何のために生まれてきたのだろう?という問いかけすら感じ
ますが、一方では生まれてきてよかった、と思いました。
生きている喜びと苦しみは、表裏一体のように思えましたし、表にするも裏にするも
自分次第なのでしょう。
そして身近にいてくれる【ひかり】の存在に気付き感謝し、手をつないでいこう。
うまく言えないですが、そんな感想を持ちました。
社会的に見れば、まだまだひかりの手は少ないですね。
社会人としても反省しなくてはいけない部分だと思いました。
ひかりがいっぱい。タイトルもセンス抜群です!
 K・K 
 <彼は第1期卒業生です。現在は大きな会社の中堅幹部として大活躍中です