中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

一番過酷なスポーツとは?

 私は、すべてのスポーツが大好きだ。どのスポーツも観ていても楽しい。
ラソンや駅伝など、年間を通じて欠かさずすべてをみている。だから、中学生から
社会人になって活躍するまで、見届けている。これは高校野球からプロ野球選手に
なって活躍するまで見届けているのと同じだ。
 サッカー、バスケット、ラグビー、卓球、トライアスロン自転車競技、乗馬・・・・
すべての陸上競技や冬のスポーツなど、およそスポーツと名がつくものは、ほとんど
みている。TVを観る時間が最も長いのがスポーツだろうと思う。
 野球が大好きなので、特にタイガースの野球はほとんどみるが、時間の無駄だった
と思うことが多いのが残念だ。もともと野球というのは、チームプレーであり、評価が
難しい。一番良く働いているのは投手だろう。次いでキャッヤーだと思う。守る方は
打球が来ないと用がないし、打者も順に回ってきた時に、どんな結果を出すかによって
成績が決まる。「無事・これ名馬」と言われるが、イチロー選手のように11年間もけがを
しないで、世紀的な記録を残している人は、普段のケアーも凄いのだろうと、尊敬して
いる。
 怪我があっても、金本選手のように不死身で記録を伸ばす選手も、ケアーを上手に
行っているに違いない。
 どのスポーツでも、持って生まれた体力と練習とケアーが揃っていないと、一時的に
活躍できても、あとが続かないものだ。
 私は、すべてのスポーツの中でも、最も過酷なのはテニスだと考えている。今回の
ウインブルドンは、フェデラーの7回目の優勝で幕を閉じた。男子テニスの場合、フルセット
まで行けば、4時間や5時間というのもざらにある。記録は11時間ほどだったと思う。
 右に左に前に後ろにと、瞬発力で走り回る激しいスポーツは他にはない。足も手も
使っての運動量と正確さを求められるものだけに凄い。
 今回の準優勝戦のN・ジョコビッチ選手とR・フェデラー選手の試合や、優勝戦
A・マリー選手とR・フェデラー選手の戦いも深く記憶に残るものだった。
 女子のS・ウイリアムズ選手の優勝も、ひざの手術、肺の病で入院して、ランキングを
120位以下にまで落とした選手の復活劇とあって感動的だった。
 ゴルフは完全な個人競技だ、自己管理、精神力を求められる、テニスの単は個人競技
ではあるが、相手の打球に即座に反応していかなければならない判断力と俊敏さを
求められる。テニスがあまり好きではないという方に、ぜひともじっくりテニスを味わって
もらいたいものだ。すべての競技にも感動があるが、長く、そして絶妙なラリーが続いた
あと、会場を包む大きな拍手が沸き起こるスポーツも他には見られない。特に、ウインブル
ドンでは、爆発的な拍手や声援の音も、審判員の「サンキュー」といういう一言で、ピタッと
止んでしまうマナーは素晴らしい。
 ゴルフ場に小さな子供を連れて行って、ギャーギャー泣かせたり、選手がアドレスを
しているのに連続シャッター音で、先週の集中力を削ぐような、スポーツ観戦のマナーを
守らないギャラリーにはうんざりする。