すべてのスポーツが好きだとなんども書いてきた。
どうしてスポーツが好きなのかを考えてみた。
わたしがテレビを通じて見ているスポーツは、それぞれの
スポーツのトップレベルにある選手たちのプレーでもある。
言うならば「崖っぷちで闘っている選手」の姿なのだ。
だからこそ、美しく感動を与えられるのだとおもう。
リオのオリンピック出場を目指している選手たちは、それぞれの
競技の代表を勝ち取るために「崖っぷちの戦い」をしている。
野球の場合は、3月末の開幕で1軍に選ばれることが大切だから
何とか1軍をとキャンプで頑張っている。
1軍になっても定位置を確保できるとは限らない。
能見、岩田の4人しかローテーションピッチャーとは言えない。
あと2人、ローテーションに選ばれる選手がいるかどうかの厳しい戦い
が続いている。
キャッチャーも多分3人の争いがシーズン中も続くだろう。
野手の場合は、福留と鳥谷以外はレギュラーポジションを持っていない。
プロの場合は、年俸が天と地ほどの差が出る場合もあり、そのためには
必死にやらなければならないのだが、怠ける選手もいる。そういうタイプの
選手は宝の持ち腐れというもので、どんな職業に着こうとだめだろう。
崖っぷちで必死に戦っている選手の姿に感動をもらうのは、私も崖っぷちを
必死で生きてきたからかもしれない。