中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

議論ができる人材育成を

 橋下大阪府知事が主導する大阪維新の会が「維新政治塾」を始めた。
次期総選挙に向けたアピールでもあるが、2025人を集めたのは
さすがだろう。
 日本の政治力が、2世3世族によって落ちている今、新しい力が求められて
いる。そのような期待にこたえられる人材が育つかどうかを注視したい。
 何よりも、議論のできる人材を育ててほしい。そうでないと外交において、
いつも苦汁をなめることになるからだ。
 議論が下手な理由は、教育にある。欧米では小学校からりベイト教育を
行う。自分の信じるところを論じるだけでなく信念と反対の側に立って
論じさせられることもある。そのためには、幅広い知識と情報を持っていることが
求められる。
  日本では、そのようか教育は行われていない。信念のある側に立って
論じることはできても、反対側にたって論じるなどできないのが日本の教育でもある。
 議論が下手な日本人は、職場の上司の悪口を酒の肴にして憂さを晴らしたり、
同僚の陰口をたたいて楽しんでいる奴が多い。
 大体、職場関係の悪口を叩くやつにろくな者はいない。本当に力のあるものは、
悪口や陰口をたたく暇もないし、実力でのし上がっていくものだ。
 陰口、悪口を叩くことによって憂さを晴らしたり、仲間を増やそうとおもう
ようなものは、すでに社会から落ちこぼれているはずだ。
 議論を真正面からできるだけの知識と情報と勇気を持ち合わせた「人材」
が求められている。
 本当の人材は、なかなかいないし、育てるのも難しい。