辞書によれば、確信犯とは、「道徳的、宗教的、政治的な確信に基づいて
なされる犯罪」とある。
原発は絶対安全と言いながら、東京、名古屋、大阪、福岡などの大都市
には作らず、大都市から遠く離れた地域に集中的に建設している。
作らないのか。大都会周辺に作らないのか。
答えは明らかである。
原発は、とても危険だからだ。
危険なものを大都会のの周辺には建設できない。
ではどれぐらい危険なのか。
万一の事故があった場合、日本が終わってしまうからである。
いつ、どんな事故が起こるか、予測がつかないからである。
初めから、危険だと分かっていて、国民を、住民を騙し続けてきた
確信犯なのだ。だからこそ「直ちに人体に影響はない」などと言える。
これも「いつかは「がん」が発症するかもしれない」と言う確信犯なのだ。
が最も罪が重い。なのに、俺は知らん・・と言うふりをしているから、
もっとたちが悪い。
と言うような言い方をした。首相としての責任の所在をはっきりさせたと
言える。
事故調査委員会の顔触れの、すべての人は知らないけれど、一応
納得できる人選だと思っている。
畑村委員長は「原子力は危険なもの。安全とされてきたことは間違いと
思っている」と述べられた。
この委員会では罪を課すことはしないようだが、確信犯が誰だった
のか、今後の調査で明らかにしてもらいたいと願っている。