中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

原発推進は「確信犯」

 辞書によれば、確信犯とは、「道徳的、宗教的、政治的な確信に基づいて
なされる犯罪」とある。
 原発は絶対安全と言いながら、東京、名古屋、大阪、福岡などの大都市
には作らず、大都市から遠く離れた地域に集中的に建設している。
 では、大都会周辺には発電所はないのかと言うと、そうではない。東京湾
には、わんさかと火力発電所があるのだ。 ではなぜに、原発東京湾
作らないのか。大都会周辺に作らないのか。
 答えは明らかである。
 原発は、とても危険だからだ。
 危険なものを大都会のの周辺には建設できない。
 ではどれぐらい危険なのか。
 万一の事故があった場合、日本が終わってしまうからである。
 いつ、どんな事故が起こるか、予測がつかないからである。
 
初めから、危険だと分かっていて、国民を、住民を騙し続けてきた
確信犯なのだ。だからこそ「直ちに人体に影響はない」などと言える。
これも「いつかは「がん」が発症するかもしれない」と言う確信犯なのだ。
 では、誰れが確信犯の主犯なのか? 原発を推進してきた自民党
が最も罪が重い。なのに、俺は知らん・・と言うふりをしているから、
もっとたちが悪い。
 6月7日の「原発事故調査委員会」の席上、菅首相は「私は被告人」
と言うような言い方をした。首相としての責任の所在をはっきりさせたと
言える。
 事故調査委員会の顔触れの、すべての人は知らないけれど、一応
納得できる人選だと思っている。
 畑村委員長は「原子力は危険なもの。安全とされてきたことは間違いと
思っている」と述べられた。
 この委員会では罪を課すことはしないようだが、確信犯が誰だった
のか、今後の調査で明らかにしてもらいたいと願っている。