早くも原発擁護の動きがある

　原発に関して、私の立場をはっきりさせておきたい。

この前に、原発がそれほど必要なら、電力消費地に近い東京湾、

伊勢湾・大阪湾に建設してはどうかと書いた。その上に博多湾も

書き加えておきたい。

　電力は長距離送電によって多くのロスが生まれる。なるべく電力の

消費地と接している方が、電力ロスが少なく発電量も少なくて済む。

と言うことは、化石燃料であっても原子燃料であっても燃料消費の

節約にもなる。

　どうしても日本に原発が必要だと唱えるのであれば、先に書いたように

大都市に近いところで建設すればエネルギーの無駄使いをしなくて済む

のではないか。

　早くも原発擁護の動きが活発になってきた。原発には巨額の金が

動くから、様々な人たちが擁護側につく。金に群がる醜い人たちは多い。

　私は、原発反対派ではない。また、の党派にも属していない。

反対派ではないが、絶対反対だ。「安全なら賛成」というスタンスではなく、

絶対反対だ。なぜなら、日本のような地震大国において「絶対安全」など

あるはずがないからである。だから条件付き賛成と言うのは逃げ口上で

あり、本心は賛成と言うことになる。そんな、まやかしの表現を使いたくない。

　日本国の未来のために、絶対反対の立場を貫きたい。そんな人が大幅に

増えることを期待したい。