５月３日に下記のようなコメントをいただいたので、お答えしたい。
この方は多分、東電を批判する記事に全部同じような文面を送っていると
思われる。
この方は、何か勘違いをされているか、被害妄想をしているかのどちら
だと思われる。
私の場合は、東電本社の原発への危機対策や事故以後の在り方に対して
批判をしても、東電社員を批判したことは一度もない。
それよりも現場社員などにたいして、ご苦労をねぎらっている。
この方は、給料は多くないと書かれているが、３０代で年収１０００万円
が少ないという感覚は、世間の多くの人たちに納得してもらえないだろう。
高学歴社員と言う言い方もおかしい。何が高学歴なのか分からない。
最高学府を卒業すれば高学歴なのか、一流大学を卒業していると言う意味
なのかもわからない。
いずれにしても、高学歴イコールすばらしい人材だと思っておられると
すれば、世間知らずだと思う。高学歴を自称する人ほど、世間に疎く、
いざという時の機転に欠けるとも言えるからである。
今回の原発事故に際して、東大工学部卒のエリートたちが（東電だけのこと
ではなく） どれほど危機管理に鈍感だったかは明らかになっている。
だから高学歴云々や、年収１０００万円が少ないなどと書いていては、東電
への理解は減ることがあっても増えることはないと言っておこう。
「責任は全部政府にある」と言ういい方も、おかしい。よく考えればどこが
おかしいのか、あなたには理解できるはずだ。
東電が、多くの人たちに支持されるようになるためには、一つ一つの仕事を
確実に、そして誠意をこめて行うことではないだろうか。そこに信頼が生まれる
と思うだがどうだろうか。
『われわれ東電マンは普通のサラリーマンです。たしかにちょっぴり天下りが
多い会社です。でも給与は３０代で年収１０００万円、退職金は４０００万円
程度と、高学歴社員にとってはそれほど多いわけではなく学歴相応の報酬
にすぎません。責任は全て政府にあります。こういうときのために過去５０年
してきたりしてきたのです。そもそも今回は天災です。東電も被災者です。
当事者でもない東京電力に対し、これ以上根拠のない批判をしないでください
。東電の社員や家族にたいしてまで減給せよなど、とんでもない誹謗中傷です。
訴えたいくらいです』
