中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

私流生き方(44)

話しをどんどん進める。詳しく書いていたらきりがないから。
わが家を6か月間かかって自力で建築した。棟上げ以外は
自分ひとりでやり遂げたことが、その後の人生の大きな糧と
なった。家を建てる中で、様々な経験をした。初めての経験ばかり
だった。誰もが無謀だと言ったことが、やり遂げられた。
やればできるじゃん・・・なんだって、やればできるんだよ!と
思うようになった。
 
家が出来てから鶏舎の建築にかかった。今度は大きな鶏舎
だった。もちろんのこと一人でやった。鶏舎の場合は面積は
大きいが高さは低いので、棟上げも一人でやった。
ケージを買い求め、差し入れていくと立派な鶏舎が完成した。
鶏舎は2ヶ月間で建てた。
面積は確実なことは思い出せないが、千羽の産卵鶏と中雛
200羽分だからかなりの面積である。
 
こうして、ようやく受け入れ入れ準備が整ったので、引っ越す
ことにしたのだが、これは容易ではない。何しろ沢山の鶏の
引っ越しだし、ストレスを与えると卵を産まなくなって、たちまち
経営に支障が起こってしまう。慎重な引っ越しがひつようだった
ので、夜間に少しづつ引っ越した。
 
書き忘れたが、家主から家を出ていくように言われていた時期に次の
子供が生まれた。旧庄屋さんのお屋敷で生まれた子で信子と命名した。
昭和37年2月だった。
家を引っ越したのが、確かその年の10月頃だったと記憶している。
こうして、4人家族が新しい (といえるかどうか、古材を多く使った
家だったから)に住むことになった。