中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

豚由来の新型インフルエンザに思う

豚由来の新型インフルエンザに思う

 神戸で3名の豚由来の新型インフルエンザ感染が見つかったかと思うと、
あっという間に大阪にも広がり、3日間で130名もの感染者が現れた。
成田での水際発見の3名以外の感染者はすべて海外渡航歴がなく、誰から
感染していったのかさえ把握できていない現状である。
 
 このような新型タイプの場合は、感染源が特定できないと後々の予防対策が
できないだけに事態は深刻だ。
おそらく発症しないか、発症していても経度で本人も気づかぬ感染者がいて、
その人の行動に伴って最初のウイルス伝播が起こったのに違いない。

 休校する学校などが増えると、働いている両親の勤めにも影響を与える
だけに、感染が広がれば大きな社会問題に発展するだろう。
震災などと違ってだれもボランティアに来てくれないだろうし、打撃を受けた
ご家庭は泣き寝入りするしかないのだろうか。

 政府がばらまいたあの膨大な資金を、こんな場合にこそ使うべきではなかった
のかと考えてしまう。
 この流行は、夏の到来とともに一旦休息に入るだろうが、一段と強烈になった
ウイルスが再び流行する秋から冬にかけての時期を想像すると恐ろしくなってくる。
 私はぜんそく持ちだ。多くの知り合いが抗がん剤を使っていて、免疫力が落ちて
いる。糖尿病の友人もおおい。

 秋には強烈なウイルスに変化しているかもしれないインフルエンザに、今作られ
ているワクチンは効果があるのだろうか。ワクチンは、ウイルスの変化をも予測して
作られているとは思うが、どうなのだろうか。