中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

柔道の技の奥深さを改めて知る

 深夜に行われた柔道男子90キロの決勝戦

日本は村尾三四郎。産まれた時から両親が期待を込めて命名しただろう三四郎という名。 私の子供の頃は三四郎というだけで憧れの人だった。大きく時が移り変わって令和の時代の三四郎に期待が膨らむ。

 決勝戦で戦う相手はベカウリ選手。世界ランキング一位で、これまでに

村尾選手が、これまで世界大会で三回戦って一度も勝てなかった相手ということだ。

 村尾選手は足技を得意とすることを知っているから、ベカウリ選手も対策を考えているに違いないと妻に話しながらTVにくぎ付けになっていた。

 どちらも素晴らしい。一瞬も油断のならない応酬がお互いに繰り返される。

村尾選手が内股を決めたようにアナウンサーが絶叫する・・・が表示されないまま試合続行。

 そのすぐ後に村尾選手が足をかけ深く踏み込んで相手を倒したと思った瞬間に、一本ありとジャッジが合図し、審判団に確認を要請し、ベカウリ選手の一本勝ちが認められた。

 解説者もアナウンサーも、村岡選手も分からないという振りで茫然としている。

 ようやく解説者が「村尾選手もビデオを見ないと納得できないのでしょうね」という。そして「それ以前に、さっきの内股がどうして認定されなかったのかふぁわからない」ともいう。

 ビデオのスローが表示されると「ベカウリ選手は、この瞬間をうまく利用したのですね」という。倒されている間にベカウリ選手の足が村尾選手の足に絡み、倒れこんだ瞬間にはベカウリ選手のほうが上になっていた。

 柔道には切り返し技があるのはよく知っているが、こんなのは初めて見た。

解説者は、ベカウリ選手が狙っていたのでしょうねという、アナウンサーは

ねらっていたのですか?と不思議がる。

 まあ、すごい試合でした。

 同じ日に行れた女子の試合でベルギーの美人選手が出てきた。

連続朝ドラのオードリーさんに似た選手だった。三位決定戦で強豪を倒して銅メダルを獲った。

柔道界に新星が現れましたねーと解説者が言っていた。