中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

有罪認めた一平氏の出会運について

 一平さんが裁判場所で、全ての事柄について有罪を認めた。判決は10月25日にて言い渡される予定です。58回の問に全てイエッサーと答えたという。

 ところで私は一平氏が大谷選手を裏切ったことに対して腹立たしい思いを持っていたのだが、最近になって(人の出会いの複雑さ)を感じ、一平氏が可哀想にも思えているのです。

 人の人生には(出会い)が大切であり、私などは、出会いによって生かされてきたように思っています。

 出会いにはいろいろあって、男女の出会いにもいろいろありすぎる。

 また、善人が悪人と出会う場合もあり、この場合は(朱に染まれば赤くなり)の喩えの様なこともあろうる。

 一平さんの場合は、悪人が超善人と出会った感じになったのではないでしょうか。

 一平さんの自供によれば、ギャンブルに手を出して大金を負けてしまったので大谷選手の口座から金を盗もうと決めたと言うように言っています。

 もし、身近に超善人の大谷選手がいなければ、一平氏もギャンブルが出来なかったでしょう。

 大谷選手は全く関わりのないことではあるが、悪人の一平氏には大谷選手が(カモ)に見えたのでしょう。

 その結果が現在の状態に繋がるだろうと彼は心の底に予感していたはずです。 とても不幸な出会いとしか言いようがありません。

 世の中には、出会いによって幸せになる人もいれば、出会いによって不幸になる人もいます。

 大谷選手は一平氏を信じすぎていた。選手と通訳の関係の中では、一平のやったようなことが出来る通訳もいますが、これまで一平以外の通訳たちはそう言うことをしなかっただけです。

 一平さんの場合は、はじめから悪の心があったのでしょう。それに自らはまり込んでいってしまった。超.善人と出会ったことが不幸の始まりになったのでしょう。

 一平氏が、自分を自己管理することが出来なかった、ということはギャンブラーと言うものの定めでもあったのでしょう。 可哀想な一平君とも言えます…