雨にせよ、風にせよ、同じ場所に停滞されると怖ろしい結果が起こリます。
さっと通り過ぎて行ってくれれば被害はあまり出ない。
今、九州で降っている雨は、何日も続いて降っている。
降雨量は今日一日の降雨量とか、今回の雨が降り始めてからの降雨量とか、いろいろ発表されるので分かり辛いが、福岡に出された特別警報は、命に関わるほどの被害が予想されています。
場所によって600ミリも降ったといいニュースがありました。
降雨量が一時間50ミリという場合、それを頭の中で様々に描いてみたことがあるでしょうか?
50ミリということは、1時間に同じ場所に5センチ分の水が降るということですよね。
もし10時間降り続いたら、50センチが溜まる雨が上から落ちて来る。
その雨水は、いったいどこへいくのでしょうか。
雨水が空から降って来て、そのあとはどんな経緯を辿るのでしょうか。
それを考えると恐ろしい。
現在では、道路も舗装されていて、地面が雨水を吸い込む力がなくなってきています。
山野も水を溜め込む力が少なくなっていて、保水出来ない。場所によっては、山が崩れてしまう。崖が崩れる。
水はどんどん低い土地へと流れて行く。
下流に水を溜め込むキャパシティが無いと、溢れて住宅にもながれこむ。
過去にも被害が出た場所は住所の「字(あざ)」を見れば分かることが多い。
新たに家を求める場合は「字」をしっかり確認することも大事なことなのです。
地球温暖化によって、今後なにが起こるか予断出来ない状態になってきています。
様々な情報を正しく認知出来るように自分を鍛えることで、難を免れましょう。