中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

便利さが脳を後退させる

(なんでもスマホ)というような人が増えてきた。

分からないことがあると、直ぐにスマホで調べる。

それを読んで、分かったような気分でいるが、

記憶装置にはインプットされてない。

記憶装置にインプットしたものでないと、そのデーターは使えないものだ。

やはり面倒でも、本を読む、辞書をひく、字を書くと言うようなアナグロをやらないと記憶装置には入らない。

もちろん、私の場合だけども。

 

昔は、(読み書きそろばん)と言った。

読み書きそろばんができない人は(番頭)さんや

(船頭)さんにはなれなかったそうだ。

わたしは古い人間だから、もちろんソロバンはできる。

今の人たちと言うと変な言い方だが、30歳未満ぐらいと言うことにしておこう。

書けない、話せない人が多くなっていることにお気づきでしょうか?

 

メールでも、電報文のようなものしかかけない。

挨拶文などは知らないで済む。

日本語を話しているようで、日本語を知らないで済ませている人が多くなっているというのです。

 

字幕が読めない。字幕に誤字があっても分からない。言い換えると、誤変換が多くても読める(笑)。

便利になればなるほど、バカになるのかも知れない。

或る日、突然にスマホが使えなくなる、電気がなくなると、困るだろうな。

デジタルに頼っていると、生きる知恵ってものが分からないかもと、心配する。

1ヶ月間、スマホのない生活体験を無人島で経験させるような企業が出て来ないかなあ、と思ってる。