中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

副座長の尾身さん「私は聞いておりません」発言の重さ

 昨日、専門家会議が記者会見している最中に

西村担当大臣が別の場所で記者会見をした。

まるで、専門家会議の記者会見を妨害するかの

かのよううなタイミングである。そして、その席で

別の分科会を作ると表明したのだった。

 そのことが専門家会議の席に伝わった時、尾身さんに

記者から質問があった。 そして尾身さんは「西村大臣が

そうおっしゃったのですか?私は全然効いておりません。

知りません」とこたえた。 専門家会議は、政府がもっと

責任を持ってほしいという要望を出した・・というよりも、

政府批判をした形になったのだが、西村大臣はあえて

別の記者会見をして、新たな構想をぶち上げたのだった。

政府と専門家会議との軋轢はこれまでも何度もあった。

専門家会議ではそういうことを申し上げてはいません」と、

安倍首相の発言を何度も否定していたのだった。

 政府の逃げ腰は、クルーズ船ダイアモンド・プリンセス号の

時からだった。 あの時も担当であるべき厚労省が専門外の

人物を総指揮官に任命して、間違った対応をしたのだった。

あの頃から逃げ腰だった。いつもいつもそうなのだが、それを

国民がどうして気が付かないのか・・・に私は腹立たしく思って

いる。 あの時にも、指揮官をだれにするかが大事だ・・と書いた。