中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

恨みを晴らすのはいいことではない

 京都アニメ放火事件で33人の死亡が確認された。
犯人と思われる関東在住の41歳男性は、自身も大やけどを
しており意識不明だと伝えられている。
 なにがなんでも生かせて、放火の動機を明らかにしてほしい
ものだ。
 確保された時には放火を認めたうえで「ぱくりゃがって」と喚いて
いたようだが、恨みでやったとしても今回の事件はひどすぎる。
日本には「恨みを晴らす」ことを美化する風潮もある。かたき討ちも
恨みを果たすことに変わりはない。 
 犯人が、何かの恨みを抱いていて、それが放火につながったと
すれば、犯人はかなりの異常性格だろうと思う。
 恨みを持っていても、それを犯行という形で実行できる人は
異常な人だと思う。 実行しない人は平常な人、犯行に至る人は
異常人と割り切ってもいい。 亡くなった方々やご家族、重傷を負った
方がたに向けてなんと言えばよいのだろうか。ご冥福を・・・などという
言葉では足りないように思える。犯人に対しての怒りが込み上げて
くるが・・・犯人が目の前にいても「かたき討ち」はやってはいけないだろう。