中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

和牛受精卵海外流出問題と農水省

 私は、かなり以前に、和牛の精子が豪州に売られ、それが今人気を
得ている「WAGYU」の原点だとこのブログに書いてきた。
 大牧場(山の手線の内側以上の広さを持つ)経営者(当時の)ブラウン氏
から直接に聞いた話なのだ。ブラウン氏が、日本の和牛の素晴らしさをよく
研究していて、優良な種牛の精子を何としても手に入れたくて、やっと手に
して、自分の牧場の質の良いメス牛に受精させたと自慢話を聞かせてくれた。
 現在、諸外国でWAGYUは引く手あまたの人気を誇っている。豪州では
WAGYU認定制度まで作っているようだ。
 最近になって、受精卵の中国への持ち込みなどが問題化され始めている。
農水省などの、和牛保存への配慮が足りなかったことをあらわしている。
官僚という人たちは、大事なところに目が届かないようなのだ。