中国税関総署は14日、2018年の対米貿易黒字が前年比17.2%増の3233億ドル
(約35兆円)だったと発表した。
米国を含めた全体の貿易黒字は3517億ドルだったということは、大部分を対米黒字が
占めた計算になる
米中間の貿易不均衡がさらに拡大したことで、中国に米国産品の輸入拡大を求める
トランプ米政権の圧力が一段と強まりそうだ。
この数字を敢えて中国が発表したのは国内向けの意図が感じられる。これだけ対米国
の黒字があるのだから、今後はアメリカに譲歩してゆくという前触れではないだろうか?
だとすると、2月までには中国がアメリカにかなりの譲歩的な歩み寄りが行われると予測
している。