中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

八戸学院光星を後押しした一人の選手の死

 戦いの裏にはいろんなドラマが詰まっている。
八戸学院光星が明石商との延長戦で勝ち抜いたが、
その陰の力になっていたのは、二日前に亡くなった同僚の
選手だった。
 亡くなった部員は2年生投手で、1年冬から脳腫瘍のため
闘病していた。発症時、すでに脳の手術できない部分に腫瘍が
できていた。面会謝絶で見舞いにも行けなかった。
  9日に死去し、ナインに伝えられたのは10日の練習後だった。
訃報を受けて監督とナインに伝えた小坂貫志部長は「彼もテレビで
見たかったと思う。空から見守ってくれたんじゃないでしょうか。
選手に悲しい知らせを伝えるのは、僕もすごくつらかった。
“きっと後押ししてくれるよ”と選手には言いました」と振り返った。