三連休をどう過ごすかは各人の自由だけれど、豪雨被災地区に
ボランティアに向かう人が多いと知ってとてもうれしい。
亡くなった方に高齢者が多いが、被災者にも高齢者が多く、被災後
は「立ち往生」状態になっている。
泥にまみれた家具などは、外に運び出せば行政が持って行ってくれるが
家の中から外まで運び出すこともできないで辛い思いをしている被災者が
多いようだ。 そういう人たちから見ればボランティアの人たちは神か仏に
見えるだろう。 私自身が高齢なので、ついつい自分を被災者の立場に
なって考えてしまう。 じっとしているだけでも腰痛で唸っているのだから、
物を運ぶなんて全くできない。 もし被災していたら・・そう考えると、助けに
来てくださる人たちがいるということは、なんと有難いことか。
むかし・・７０数年前・・映画に鞍馬天狗と言うのがあった。 悪い奴に
やられているときに・・白馬に跨った鞍馬天狗が颯爽と現れるシーンが
あった。 映画館の観客が鞍馬天狗の登場を拍手して迎えたものだった。
いまでは、それほど単純な映画もないし、いまの観客たちが手を叩いて
喜んだりしないかもしれない・・が、ボランティアの登場を手を叩いて喜び
たい。
