健康にこだわらないで「健康的」に生きられれば、それでよいのだと思っています。
では、健康的に生きるにはどうすればよいのかを考えてみましょう。
運動としては、無理な負担を感じない程度に歩くことでしょう。歩けなくなれば筋肉が
おとろえて寝たきりになりかねません。 この歳になってみて初めて気が付いたこと
なのですが、筋肉と言うものは、あっという間に急激に衰えてしまいます。 もう情け
ないほどに筋肉が消え失せて行くのです。 一度消えた筋肉はなかなか取り戻せま
せん。 取り戻す努力をするよりも、失わないように心掛ける方が得策のようです。
食事としては、なんでも好き嫌いしないように、万遍に摂ることが大切だと思います。
肉類も野菜類も魚類も豆類も・・食べましょう。 魚が手に入りにくくなったのは残念
ですが、缶詰も利用しましょう。
健康的に生きるためには、なによりも歯の手入れを心がけることでしょう。わたしは
下の奥歯を左右２本ずつ失っていますが、これは私のせいと言うより以前にかかって
いた歯科医のせいなのです。 １２年前に帰国してからかかっていた歯科医が、わたし
が「ここが痛む」と言ったのに「放っておくと痛くなくなるだろう」と治療してくれなかった。
多分、その歯科医は私の寿命がそれほど長くないと見切っていたのでしょう。
それが原因で左右２本ずつ奥歯を抜くことになったのが残念ですが、他の歯が健在
なのでなんでも食べられます。 なによりも現在「健康的」におられるのは歯のおかげ
でしょう。 最も大事なことは、体についても知識を豊富にすることです。自分の身体
ことなら医師よりもよくわかるほどの知識を持つ努力をすることだと思います。
医師はほとんど私の身体について知る機会（時間）はありませんが、自分の身体と
２４時間向き合っている（自分）なら、よく知っているはずなのです。 観察する力を
持っていないとそれができませんが、せっかく生まれてきた身体ですから、すこしでも
長くこの世に生かしておいてあげようと思っています。
現在８３歳と８か月が過ぎています。 こうしてＰＣと向き合っているのも、筋肉や
脳の衰えをカバーしています。 健康的にどこまで生きられるか、頑張ってみます。
あすは食材の買い出し日で、車で山を下ります。 今夜はこれからシャワーを早めに
浴びて、Ｗ杯の決勝トーナメント（ノックアウトステージ）のアルゼンチンｖｓフランス戦
を観ます。 これも健康的に生きるのに役立っています。 妻と共に掃除もしますし
料理も作ります。 もちろんアイロンがけもできます。 生活に必要なことはほとんど
やることにしています。 でも・・抱えている病気が多く、それと向き合いながらの毎日は
簡単ではありません。 気がなえてしまえば、明日にでも逝ってしまいそうですが・・・
見た目は「健康そう」らしいのです。
